接骨院

診察室北区の田端で若葉接骨院を開業している原田院長は、十数年間地域に貢献してきた場所から、およそ倍の広さはある新築のテナントに移転を決意され、GECKOがお手伝いすることになりました。

女性が入りやすい医院にして欲しいと、柔道で鍛えた大きな身体の院長が微笑む。

若葉と言うくらいなのでイメージカラーも若葉色。緑系は優しい印象を与えますが、その分単調になってしまうのでトーンの違う緑をグラデーションにして使い、差し色となる黄色を用いることで診察室に入った瞬間に空間の奥行きと広がりを感じ、統一感を与えるようにしました。

しかし、色を多用するとポップになってしまいます。それを防ぐためにウォールナット材のようなシックで高級感のある木材で造ったドアやパネル、カウンター等を合わせました。間仕切り

外観は硬く冷たい印象の御影石です。今回外装に大きく手は入れませんので、少しでも入りやすくするためにグリーンとオレンジ色を使い柔らかく映るようにしました。外装

女性患者で5台ある診察台が一杯になっていたのを見た時は、心の中でガッツポーズをとりました。同時に新しくなった医院に戸惑っている長年治療をしてきたご年配の方には申し訳なく感じましたが、日に30余名の患者様が訪れる院長の腕と人柄を持ってすれば、すぐに慣れ親しんでくれることと思います。カウンター内一人で全てをこなしていた院長。今は受付スタッフが増え、先生を一人増やさなければ回らない程の忙しさとのこと。

今回の工事内容は                              待合室木製パーティションとドア、間仕切り壁の造作、仕切りカーテン、トイレ内の鏡面パネル貼り、ユーティリティーキャビネット、収納庫、受付カウンター一式、カルテ保存用キャビネットとPCデスク、待合室椅子とキャビネット、外部看板、カッティングシート、ロゴ等のデザイン、備品、その他。

締めて¥3,200,000-となりました。

診察券 (1)さて、診察券はどちらのデザインにしようかな。

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