洗面台

今回は洗面所のリフォームです。

世田谷区にお住まいのK様は洗面所のリフォームを行うため施工業者の数社と打合せの最中でした。いずれも納得するものがなく決めかねておられたところ、GECKOへご来店頂きご注文を承る事になりました。

打合せが進むにつれて、当店のフリースタイルのフルオーダーシステムに眠っていた感性が目覚められたようで、沢山の要望が…

結果的に新規一転、仕切り直して初めることになりました。雑誌やWEBを参考に数回打合せを行い、ご希望の洗面台をデザインしました。木下様洗面台南国の海が見える高級リゾートホテルを意識したブルーグレーの壁。既存のビニールクロスを剥がし念入りな下地処理を施し、FARROW&BALL / ファロー&ボールペイントの塗料で仕上げました。

木下様洗面台2高級感のあるウォールナット材のモダンなベースキャビネットにベージュの大理石の天板をシックに合わせ、バックガードにガラス系のタイルを用いてアクセントにしました。ミラーとニッチもウォールナット材を使用し、ゴシック風に仕上げました。

木下様ブログ木下様ブログ2

洗面台には座れるように脚が収まるスペースを設け、ティッシュとゴミ箱が設置出来るようにしました。キャビネット内部にはコスメボックスが設置出来て、引き出し内部も細かく仕切り板を付けました。

順調に進んでいた工事中に予期せぬ事が発覚しました!既存洗面台の2箇所のニッチを外したところ、「筋かい」が左右の壁で両方とも切断されていたのです。図面で確認したところ「筋かい」の記号が明記してあります。特に右側はダブルで入れるべき箇所で、建物の構造上とても重要なはずです。

筋かい筋かい1

壁を壊し耐震補強工事をする事になり工期がお盆休みと重なり、2週間近く延びてしまいました。

この物件に限らずリノベーションやリフォームを行っていると、このような問題に直面することは少なくありません。改築など家に手を入れる機会があるならば可能な限りチェックはした方がいいです。因みにここを建てた業者は名前の通った住宅メーカーでした。

そんな、沈んだ雰囲気を明るくしてくれるのが、お利口さんで人気物のマーチ君!マーチブログ

工事も無事に終わり、芸を披露してくれました。

お問い合わせは GECKO までどうぞ。